ネット証券の「投信積立銀行引落しサービス」比較

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 昨日の記事で、楽天証券が5/25より積立投信の銀行引き落としサービスを開始したことをお知らせしました。

 投信の積立は、一度にまとまった金額は出せないけれど預金より有利な商品でコツコツ殖やしたいという人に人気のサービスです。さらに、口座振替ができれば、毎月証券口座に入金する手間も省けますから、口座振替のニーズも高いようです。

 楽天の開始で、投信を扱う主なネット専業証券4社(SBI証券、カブドットコム証券、マネックス証券、楽天証券)すべてで銀行引き落としが可能になりました。

 ただし、引き落としが可能な銀行や対応する投信の本数など、証券会社ごとにサービスが異なります。主な比較のポイントは、まずは(1)対応銀行、(2)投信本数、そして、(3)最低金額、(4)手続きのしやすさといえるしょう。このポイントを踏まえて各社のサービスを比較してみました。

 結論から言うと、対応銀行、投信本数、手続きのしやすさの3つのポイントでSBIと楽天がほぼトップで並びます。銀行、本数が多く、ネットで手続きができます。最低金額が違いますが、SBIが500円~、楽天が1000円~ですから、ほとんど差はないといってよいでしょう。

 カブドットコムはネットで手続きができ、500円から可能ですが、本数は371銘柄、対応銀行はメガバンク3行他合計7行に限られます。

 マネックスのサービスは少々複雑で、引き落とし方法(カード、銀行など)の違いで対応銘柄や最低金額、書面申込・ネット申込の別、などが異なります。銀行引き落としの手続きには、書面とネットの2種類があり、書面で手続きする場合は銀行に制限はありませんが、投信の本数は120本ほどと少なく、ネットで手続きできる銀行はメガバンク3行と楽天のみですが、本数は520本に増えます。

■SBI証券
 (1)対応銀行★★★ (2)投信本数★★★ (3)最低金額★★★ (4)手続きのしやすさ★★★
 金融機関数:都銀・地銀・信金など約220 (ネット専業は住信SBIのみ)
 投信本数:1200本超
 最低金額:500円~(500円から積立可能なファンドは1217本 )

■楽天証券
 (1)対応銀行★★★ (2)投信本数★★★ (3)最低金額★★☆ (4)手続きのしやすさ★★★
 ・金融機関数:都銀・地銀・信金など約200 (ネット専業は住信SBIネット、ジャパンネット、楽天※)
 ・投信本数:1200本超
 ・最低金額:1000円~
 ※楽天銀行は従来より引き落とし可能

■カブドットコム証券
 (1)対応銀行★☆☆ (2)投信本数★★☆ (3)最低金額★★★ (4)手続きのしやすさ★★★
 ・金融機関数:メガバンク3行、郵貯、スルガ、大垣共立、ジャパンネット
 ・投信本数:約370銘柄
 ・最低金額:500円~

■マネックス証券
 ○書面申込
 (1)対応銀行★★★ (2)投信本数★☆☆ (3)最低金額★☆☆ (4)手続きのしやすさ☆☆☆
 ・金融機関数:すべて
 ・投信本数:約120銘柄
 ・最低金額:ほとんどは1万円~(一部1000円~)
 ○ネット申込
 (1)対応銀行★☆☆ (2)投信本数★★☆ (3)最低金額★☆☆ (4)手続きのしやすさ★★★
 ・金融機関数:メガバンク3行、楽天銀行
 ・投信本数:約520銘柄
 ・最低金額:ほとんどは1万円~(一部1000円~)

 さて、4つのポイントでサービスを比較してみましたが、いかがでしょうか。銘柄数と銀行数からいってSBIと楽天のサービスが使いやすそうです。ただし、これはあくまでもサービス全般のおおまかな比較であり、肝心なのは、「買いたい投信があるか」、その後にこれらの比較という順番になりますね。

 

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