楽天銀行の個人向け海外送金サービス6/27よりスタート

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 楽天銀行の個人向け海外送金サービスが、6/27よりスタートしました。5月以降から6月以降へと開始が延びていましたが、いよいよ始まりました。

 以前、サービス内容を一部紹介したとおり、ネット上で手続きができる手軽さと、手数料の安さが他行の海外送金サービスと大きく異なる点です。

参考
→楽天銀行の海外送金サービス、個人なら送金手数料が750円


サービスの主なポイントは次の通りです。

■申込・送金先口座登録
 楽天銀行の口座開設者であれば、ログインサイト内で申込をすると、おおよそ2~3営業日で海外送金用のIDとパスワードが発行される。これで利用可能に。
 送金先口座の登録もネットで行う。

■対応通貨数
 68通貨

■手数料
 (1)送金手数料:750円
 (2)円貨送金手数料(リフティングチャージ):3,000円
   →外貨ではなく、円を送金する場合にかかる。一般的には外貨に換えて送るためかからないと思ってよい。
 (3)海外中継銀行手数料:1,000円
   →受取人が負担する場合は(送金時に選択)送金者にはかからない。

■為替レート
 1日2回(もしくはそれ以上)提示。外貨普通預金のレートとは異なる。海外送金のサイト内に手数料込みのレートが提示される。
 海外送金シミュレータで外貨のおおよその金額と手数料が計算できる。

■限度額
 100万円/回
 100万円/日
 200万円/月
 500万円/年

■受付時間と着金までの日数
 受付は24時間(メンテナンス時間などを除く)
 着金は送金日+1~3日

 以上が、サービスの主なポイントです。

 ここで、一般的な海外送金サービスと比較した特徴をいくつかあげてみます。

 まず、手続きがすべてネット上で完結することとサービス利用開始までの時間が他のサービスと比較して圧倒的に短いというのは大きな特徴です。
 他行では申込や口座登録などの手続きがネットで完結しないために、利用までに2~3週間ほど時間がかかります。楽天の場合、口座を持っていれば、申込から2~3日で利用可能になります。

 次に手数料の安さです。
 最初に一般的な手数料について説明しておきましょう。海外送金時には、一般的に(1)送金手数料、(2)リフティングチャージ、(3)中継銀行手数料の3種類の手数料がかかります。
 (1)送金手数料
   海外他行向けの送金手数料は3,000~4,000円程度が相場といったところです。
 (2)リフティングチャージ
   同一の通貨のまま送る際にかかります。たとえば円を円のまま送る、ドルをドルのまま送るときと考えてください。
   これですと為替手数料が発生しないために、その代わりに?別の手数料を取る、というわけです。
   これは取る銀行と取らない銀行がありますが、たとえば三井住友銀行や三菱東京UFJ銀行などは送金額の
   0.05%(最低2,500円)です。
   リフティングチャージを取らない銀行の場合、リフティングチャージを別建てでは取らずに、その分送金手数料が
   高めの銀行と、送金手数料は標準的でリフティングチャージ取らない銀行とがあります。
   たとえばみずほ銀行の場合はリフティングチャージについての記載はありませんが、送金手数料が5,500円と
   高くなっています。
   一方、シティバンクは手数料は2,000~3,500円と標準的ですが、リフティングチャージはかかりません。
   楽天銀行の場合、円を円のままで送る場合にのみ3,000円かかります。というのは、外貨を外貨のまま送ること
   はないためです。これはどういうことかと言うと、楽天の海外送金サービスでは、手持ちの外貨(普通預金)から
   送金することはできず、送金時に円(普通預金)を外貨に換えます。
   ここで為替手数料が発生しますから、別途リフティングチャージまで取る必要はないわけです。
 (3)中継銀行手数料
   送金側が払う場合には、かかったら実費を払う(送金時には金額はわからない)ケースと、先に固定料金を払う
   ケースがあります。固定料金の場合2,500~3,000円程度というのが一般的です。
   銀行により、この両者から選べるところと、どちらか片方に決まっているところがあります。

以上の手数料を単純化して一般的な手数料と楽天の手数料を比較すると
 (1)送金手数料
   一般的な金額:3,000~4,000円
   楽天:750円
 (2)外貨送金時のリフティングチャージ
   一般的な金額:2,500円(送金額による)
   楽天:0円
 (3)中継銀行手数料(送金人が負担する場合)
   一般的な金額:2,500~3,000円
   楽天:1,000円
 (4)合計
   一般的な金額:8,000~9,500円
   楽天:1,750円

こうして比較をしてみると、楽天の手数料は一般的な手数料の1/4~1/5程度と、かなり安いことがわかります。

また、送金限度額は銀行によりまちまちですが、三井住友が300万円/回、ソニー銀行が3万ドル相当/月、三菱東京UFJが100万円/回というところからすると、楽天の1回100万円というのはあまり大きいほうではありませんが標準的といってよいかもしれません。

この他、対象通貨が68種類という点も特徴といえます。参考までにメガバンクや新生銀行で7~12通貨です。

冒頭でも述べましたが、特に手続きや手数料面で、楽天の海外送金サービスは画期的といえるでしょう。

その他、詳しいサービス内容は楽天銀行のホームページをご覧ください。
→楽天銀行の海外送金サービスのページ

 

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