ISA口座、銀行の対応状況

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 今回は、日本版ISA( 少額上場株式等に係る配当所得及び譲渡所得等の非課税措置)の対応状況「銀行編」です。

 ネット証券の対応状況についてはこのサイトでも何度か取り上げていますが、銀行の対応はどうなっているのでしょうか。

 


 今のところ、非課税の対象となる商品が株式と投信(株式型)のみとなっているからか、どの銀行を見ても、あまり積極的に対応しているようには見受けられません。

 一部の銀行で情報提供のページを設けている程度で、ネット専業証券のように口座開設の予約受付をしているところはないようです。

 銀行によっては、自社で株式投信を扱っていることを知らせた上で、グループ内の証券会社ではその他の投信や株を扱っている、といったようにグループ内の証券会社への口座開設を促すようなところもあるくらいです。

 ただ、株を扱っていないから銀行が手を抜いている、というわけではないでしょう。

 銀行における株式投信の取扱い状況を見てみると、純資産の比率(2013年2月)で証券会社:銀行=55:45と、証券会社が若干多い程度、つまり株式投信だけでいえば、証券会社と同程度の取扱いがあるということです。

 「非課税になるから」という理由でこれから投資を始める人の多くは、おそらう投信から入るでしょうから、銀行ももっと積極的になってもよさそうですが・・・いや、逆に証券会社よりも「余裕」の対応なのかもしれません。

 これから投資を始める初心者→投信→証券会社、ではなく、銀行に来るだろう。そして、そもそも銀行でよいという人は、今メインで使っている銀行で投信を買うだろう。という目論見でしょうか。

 そもそも「株も投信も」と積極的に投資をしている人は証券会社に口座を開くでしょうしね。

 いずれにしても、口座を開くほうとしては慌てて開く必要はないので、じっくりと選択すればよいのですが、現段階で決まっている制度ではこのように、証券会社か?銀行か?の選択を迫られてしまうのが難点です。

 本場イギリスのISA口座には預貯金用の口座も別にありますから、日本でも同様の制度が取り入れられるとよいのですが。
 ただ、この制度は「貯蓄から投資へ」を促すための制度でもあるので、日本では預金型ISAは導入されないかもしれませんね。さあ、どうなるでしょう。

 その他にも、この日本版ISAには不便な点がてんこ盛りなので、おそらく、様子を見ながらコロコロと?変わっていくと思います。これからも注意深く情報を追っていかないといけませんね。

 参考として、ISA口座の情報ページを開設している銀行をいくつか挙げておきます。

 <メガバンク>

 ■みずほ銀行
 http://www.mizuhobank.co.jp/saving/fund/isa/index.html

 ■三井住友銀行
 http://www.smbc.co.jp/kojin/toushin/isa/index.html

 ■三菱東京UFJ銀行
 http://www.bk.mufg.jp/isa/index.html


 <ネット専業銀行>
 ■ソニー銀行
 http://moneykit.net/visitor/fund/info/2013/info_0408_01.html

 

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