日本版ISA、今押さえておくべきポイント:前編

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 来年(2014年・平成26年)1月から、日本版ISA「少額投資非課税制度」が始まります。投資元本が一定額までは、株や株式投信の値上がり益や配当にかかる税金が非課税になる制度です。

 今年1月29日に閣議決定された日本版ISA法案が3月29日に参院で可決されたので、これで正式に決まったことになります。

 この決まった法律でスタートするわけですが・・・当然法律ができるまでというのは、さまざまな案を検討するわけで、それまでには別の案がありました。それらはマスコミでもよく取り上げられていたこともあり、今インターネットで「日本版ISA」などと検索すると、検索結果にはまだ以前の案が書かれたサイトも若干表示されてしまうようです。このように新旧混在した状態になっているので、間違えないように気をつけてくださいね。

 といっても、旧案(1/29以前)と決定した法律で大きく違う点を覚えてしまえば混乱しないでしょう。
 「非課税期間が「5年」で最大500万円(毎年100万円×5年)まで」
 というところです。旧案は混乱しないようここには書きませんが、決まった法律は5年・500万円なんだと覚えてしまってください。色々なサイトやブログなどを見て、そう書かれていれば決まった法律のことがかかれているものと思ってまず大丈夫でしょう。

 さて、500万円まで非課税というのが基本ではありますが、日本版ISAはかなりわかりにくい制度です。もうちょっと言うとなんでこんな風になっているんだろうと思うところが結構あります。

 といってもその前に、まだ決まったばかりで内容もほとんど知れ渡っていないのではないかと思います。

 基本的な内容は各金融機関のホームページで解説されているものを見ていただければだいたいわかります。つまり基本は一見?わかりやすい内容です。

 楽天証券のサイトが簡潔でわかりやすいので、ここでは、楽天証券のISA口座のページにリンクを貼っておきます。

 →楽天証券「日本版ISA(少額投資非課税制度)」

  さて、興味はあるけれどあまりよくわからない、という方はまず「日本版ISAのポイント」と書かれた5つのポイントを見てください。

・非課税になる商品は株と株式投信
・20歳以上の人対象(日本居住)
・この制度はとりあえず10年間の期間限定
・投資元本は1年間100万円まで
・非課税になるのは5年間だけ、つまり全部で元本500万円まで

 ということが書いてあります。さらにその下に書いてある注意点

・1人1社(1口座)しか口座が開けない→4年間は会社を変えることができない

 も加えるとだいたい基本は押さえられたと言ってよいでしょう。

 ですが・・・今まで株も投信も買ったことがない人はもう1つ。

 ●銀行では株は買えません

 これも押さえてください。
 銀行でもISA口座は開けますが、銀行で買えるのは公募株式投信だけで、株は買えません。
 もうちょっと言うと、投信は投信でも上場投信のETFやREITは証券会社でないと買えません。
 株やETF、REITも買うつもりなら、証券会社にしないといけません。

 将来は株も買ってみようかな、と思いつつ銀行に口座を開かないようにということです。4年間は会社を変えられませんのでこれは注意してください。

 ・・・とはいっても、この制度はおそらく様子を見ながら、または他の証券税制との兼ね合いでコロコロと?変わっていくと思います。ですので、この1人1社というのも変わっていく可能性もありますね。

 実は押さえるべきポイントはそのあたりにも及びますので、こちらは次回に。

 

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